こんにちは、MNTSQ(モンテスキュー)でSREをやっている中原です。
前回(?)、 突撃!隣のPCデスク!! MNTSQ キーボード・マウス編というタイトルでブログを書かかせてもらいました。社内外から(特にエンターキーについて)大変反響をいただきうれしいなぁという気持ちでいっぱいです。
開発者がこだわるものというのは、そのこだわりの強さ故に争いを生むことがあります。時に「宗教戦争」とも称されるその争いのテーマとしては、前回取り上げたキーボードの他、ブラウザやOSなどもあげられようかと思います。
今回は、そんな「宗教戦争」になりがちなテーマの一つである「きのこたけのk*1エディタとターミナルエミュレータ」を取り上げ、MNTSQ社内のエンジニアがどういった開発環境で仕事をしているのかを紹介していきます!
基本的に調査対象としては、MNTSQ社内でエンジニアリングまたは運用上コードを修正したり、サーバに入っての作業がある人となっています。また、複数回答可としています。
エディタ編
エディタについては、17名から25件の回答をもらうことができました。早速グラフを見ていきましょう。
ちなみに、第一候補だけだとこんな感じに。
いわゆるテキストエディタとIDEとが、それぞれ入り混ざる結果となりました。その中でもMac、Windowsユーザともに圧倒的なVisual Studio Codeの強さが見て取れます。続いてVimというところも、私の中での世の中一般の感覚とそれほど大きくはありません。ただ、PyCharm、RubyMine、WebStormといった、JetBrains製品を合計すると、Vimを上回るという絶妙な数量というところはありそうです。
- 回答を見ていくと、コーディングではIDEや重めに拡張を入れたVisual Studio Code、軽い編集などの際にVimなどを使うという例が多そうです。実際私も、重めの編集ではVisual Studio Codeを、そうじゃない場合にはVimを使うことが多いです
- Sublime Textの利用者の理由として「達人プログラマのなかで、一つのエディタを使っていったほうがいいという記述があり、それに則って他を使わないようにしている」というものがありました。おそらく対象はなんでもいいと思うのですが、自分の使う道具はしっかり使いこなせた方がいいというのはありそうですね
- Vim一本という社員は「Vimを使えない者、使わない者はエンジニアに非ず」と言っていました。5年前までは私もそうだったのですけど…
- neovimを使ってる人がいないのは意外かもしれません。移行しようとして結局できていないのがどうも私です
なお、MNTSQでは必要に応じて、好きなソフトウェアの購入も可能です。もちろん、Sublime TextやJetBrains製品も可能ですよ!
ターミナルエミュレータ編
こちらについては、複数のソフトを使い分ける人が多くないという性質上、割と平和な結果になっているように思います。グラフをどうぞ。
- 開発者にはMacを支給することが多いため、Mac標準のターミナルとiTerm2が2強となりました
- Windowsをメインマシンとする社員はそれぞれ、WSL2とFluent Terminalを利用。人数が少ないのはありますが、Windows Terminalがいなかったのは意外でした
- Ubuntu利用の社員はHyperでした
また、専用ソフトを使わずにVisual Studio Codeのコンソールを利用するという人も。私も時々使いますが、ついうっかり、 vim
コマンドを叩いてしまうことがあるんですよね…
総じてエディタに比べると戦争感は少ない印象ですね。Windowsのユーザがもう少し多ければ、Windows TerminalやPuTTY、TeraTermなどもあったのかなと思います。
まとめ
以上、MNTSQの開発にあたって、エンジニアの開発環境をまとめてみました。個人的な感想としては、「意外とバラツキすくなかったかな?」という印象を持ちました。もっと「こういう環境がおすすめです」「なんでEmacsの人がいないんですか?」「Poderosa派です」という方がいらっしゃったら是非カジュアル面談へお越しください!
この記事を書いた人
中原大介
MNTSQ社でSREをやってます。愛車を車検に出したら30万と言われましたが、乗り潰す覚悟で頑張ります。